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2026.03.16

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仕事でLINEを使うと危険?シャドーITが中小企業にもたらすリスクと対策

業務でプライベートのLINEを使っていませんか?

それ、「シャドーIT」と呼ばれる危険な状態かもしれません。中小企業・地方企業でよく見られるこの習慣が、情報漏えいや法的リスクにつながる理由をわかりやすく解説します。

 

シャドーITとは?LINEの業務利用が危険な理由

シャドーIT(Shadow IT)とは、会社が正式に許可・管理していないアプリやツールを、社員が業務で使っている状態のことです。

「影(シャドー)」という言葉の通り、会社の目が届かない場所でのIT利用を指します。

地方の中小企業でよく見られるシャドーITの例はこちらです。

  • 仕事の連絡にプライベートのLINEを使う
  • 社内資料を個人のGoogleドライブやDropboxに保存する
  • 業務データを個人のメールアドレスに転送する
  • 会議調整に個人アカウントのGoogleカレンダーを使う

「これのどこが問題なの?」と感じた方——その感覚こそが、シャドーITが危険な最大の理由です。悪意が全くないまま、リスクだけが積み上がっていきます。


【危険①】情報漏えいが起きても誰も気づかない

LINEなどの個人アカウントで社内情報をやり取りしている場合、会社側はその内容を確認する手段がありません。

  • 社員のスマホが盗難に遭ったら?
  • 退職した社員がグループに残ったままだったら?
  • 個人アカウントが不正ログインされたら?

顧客情報や取引先とのやり取りが外部に流出しても、いつ・どこから漏れたのか把握できないという最悪の事態になります。


【危険②】退職者がデータを持ったまま離脱する

会社が管理しているシステムであれば、退職時にアクセス権限をすぐ削除できます。しかし個人のLINEやGmailでやり取りした情報は、退職後もその人のスマホに残り続けます。

悪意がなくても、うっかり以前の取引先に連絡してしまうことも。意図的であれば、競合他社への情報持ち出しにもなりかねません。


【危険③】個人情報保護法違反になる可能性がある

2022年全面施行の改正個人情報保護法では、個人情報の管理における企業責任が大幅に強化されました。

「社員が勝手にやったことで会社は知らなかった」という言い訳は、法的には通用しません。管理できていない状態そのものが、会社の責任として問われます。

情報漏えいが発生した場合、顧客・取引先への損害賠償、行政からの是正勧告、そして会社の信用失墜というダメージが現実になります。


【危険④】「言った・言わない」のトラブルが起きる

「あの件、LINEで頼みましたよね」「そんなメッセージ届いていません」——

個人ツールでのやり取りは、**会社として記録・管理することができません。**トラブル発生時に証拠がなく、水掛け論になるケースが後を絶ちません。

また、重要な連絡が個人のトーク履歴に埋もれてしまい、担当者交代の際に業務の引き継ぎが全くできないという問題も頻発しています。


【危険⑤】サイバー攻撃の入口になる

会社が管理していない個人ツールは、セキュリティ対策も個人任せです。サイバー攻撃者はこうした「管理の穴」を狙って侵入してきます。

個人ツールを踏み台にして会社システムへ不正アクセスされる事例は、実際に増加しています。


「うちは小さい会社だから大丈夫」が最も危ない

サイバー攻撃やデータ漏えいの被害は、実は中小企業・地方企業に多く発生しています。セキュリティ対策が手薄でシャドーITが横行しているため、攻撃者にとって狙いやすい標的になっているからです。

さらに、大企業と取引のある地方企業の場合、自社が情報漏えいの「入口」になることで取引先まで被害が及ぶリスクがあります。一度失った信頼は、簡単には取り戻せません。


解決策は「業務ツールの一本化」

解決策はシンプルです。会社として管理できるツールに、業務のやり取りを一本化すること。

プライベートのLINEは「使い慣れているから便利」なだけで、業務用として設計されたツールではありません。

LINE WORKSは、LINEと同じ使い勝手を持ちながら、企業として管理・監査できる環境が整った業務用ツールです。

  • 退職者のアカウントを即時無効化できる
  • メッセージ・ファイルの送受信履歴を会社が管理できる
  • セキュリティポリシーを会社単位で設定できる
  • トラブル時のトレーサビリティ(追跡可能性)が確保される

LINEと見た目が似ているため、社員も抵抗なく使い始められる点も、DXが初めての地方中小企業には大きなメリットです。

👉 LINEとLINE WORKSの違いについては、前回の記事でくわしく解説しています。


まとめ|シャドーITは「悪意のない習慣」だから怖い

シャドーITは、悪意ある社員がやるものではありません。「便利だから」「みんな使っているから」という自然な行動の積み重ねです。

だからこそ、経営者・リーダーが仕組みで解決することが必要です。

地方だから、小さい会社だから——そんな理由で対策を後回しにする必要はありません。今すぐ「正しいツール選び」が、会社・社員・取引先を守ることにつながります。


株式会社必ず楽しいは、地方企業のDX推進を全方位でサポートしています。

ツール選びから導入・定着まで、「面倒くさい」ところまで一緒に伴走します。

まずはお気軽にご相談ください。

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