










2026.08.09
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現在、日本近海では複数の台風が同時に発生・活動しており、進路によっては今後、山陰地方の天候にも影響が及ぶ可能性があります。島根・鳥取エリアは、台風による通行止めや停電、冬場の大雪による道路の寸断など、天候による業務への影響を受けやすい地域です。「もし今、通勤中に大雨で足止めされたら」「峠が通行止めになって出社できない社員が出たら」——そうした場面を想定した備えは、事業継続計画(BCP)の第一歩でもあります。LINE WORKSでできる備えを、台風・大雪シーズン前にご紹介します。
山陰地方は日本海側特有の気候により、台風の接近時の暴風・大雨に加え、冬場は大雪による峠道や国道の通行止めが毎年のように発生します。停電で固定電話やインターネット回線が使えなくなることもあり、スマートフォンのアプリで連絡が取れる状態を普段から整えておくことが、いざという時の対応スピードを大きく左右します。
台風や大雪の際に連絡を取り合う必要があるメンバーで、あらかじめ専用のトークルームを作成しておくと安心です。
・本人や家族の安否、自宅の被害状況
・通行止めや大雪による出社の可否
・停電時の対応、緊急対応が必要な業務
など、何を報告すればよいかを事前にルールとして決めておくと、いざという時に迷わず連絡できます。トークルームのプロフィール写真を目立つものに変更したり、トークルーム一覧の上部に固定される「ピン留め」をしておいたりすると、緊急時にすぐ見つけられて便利です。
台風や大雪で交通機関が乱れる際は、「今日は出社してよいのか」「在宅にすべきか」の判断を、電話一本ずつではなく一斉に共有できると助かります。LINE WORKSの「掲示板」機能を使えば、経営者や管理者からの判断を全員に同時に届けられます。「必読」に設定すれば、掲示板の一番上に固定して表示させることもできるので、見落としの心配も減らせます。
なお、無料プランでは掲示板を10個まで作成できます。有償プランではより多くの掲示板を作成でき、添付ファイルの容量設定なども可能になります。
災害対応やクレーム対応など、担当者が一時的に持ち場を離れる場合は、関係するグループやメンバー間のトークルーム内にある「ノート」機能に、状況を書き留めておくと安心です。担当者が変わっても、経緯を一から説明せずに対応を引き継げます。
災害時に管理者本人が被災していたり、通行止めで身動きが取れなかったりする可能性もあります。LINE WORKSの管理者権限は、他のメンバーに付与したり委任したりすることができるので、複数人で管理できる体制を整えておくと安心です。
権限には「最高管理者」「副管理者」「運用担当者」の3種類があり、有償プランではさらに独自の権限を作成することもできます。最高管理者の権限は他のメンバーへの委任も可能で、委任を要請してから14日以内に相手が承諾すると手続きが完了します。

ここまでの設定は、いずれも「誰かが気づいて連絡する」ことが前提でした。もう一歩進めた備えとして、LINE WORKSのアプリディレクトリには「安否確認bot」という連携アプリがあります。気象庁が発信する地震・津波・洪水警報・大雨特別警報などの災害データをリアルタイムで受信し、対象エリアにいる従業員に対して自動で安否確認を送信する仕組みで、回答もLINE WORKSのbotに表示される選択肢をタップするだけで完了します。台風や大雪で管理者自身が身動きを取りづらい状況でも、警報の発令をきっかけに安否確認が自動で始まるため、事業継続計画(BCP)の一部として備えておく価値があります。導入には別途契約が必要ですが、「警報が出るたびに一人ひとり連絡する」負担を減らしたい会社には検討の余地があります。
事務所だけでなく、工場や現場作業がある会社では、もう一段階踏み込んだ備えも必要です。台風接近時は屋外作業の中断判断、大雪時は凍結した道路での配送・移動の可否判断など、現場の状況をその場で共有できる体制が欠かせません。LINE WORKSのトークであれば、現場の写真をその場で撮って共有することもできるため、「道路が通行止めになっている」「機械を止めるべきか」といった判断材料を、電話で口頭説明するより早く、正確に伝えられます。取引先への納期遅延の連絡についても、担当者が個別に電話をかけるより、あらかじめ準備したテンプレートをトークで送る方が、繁忙期・災害時ともに負担を抑えられます。
台風や大雪による影響を完全に避けることはできませんが、「緊急連絡」「出社可否の一斉共有」「業務の引き継ぎ」「管理者権限の分散」をあらかじめ準備しておくことで、いざという時の対応スピードは大きく変わります。特別なシステムを新たに導入する必要はなく、今お使いのLINE WORKSの機能を少し工夫するだけで対応できます。さらに一歩進めるなら、気象警報と連動した安否確認botの活用や、工場・現場ならではの情報共有の工夫も、事業継続計画(BCP)の一部として検討する価値があります。台風シーズンや大雪の時期を迎える前に、島根・鳥取の中小企業の皆様もぜひ一度、社内の備えを見直してみてください。
よくある質問
Q. 停電時でもLINE WORKSは使えますか。
A. スマートフォンのバッテリーとモバイル回線が生きていれば利用できます。ただし、停電が長引く場合や通信障害が発生した場合は利用できないこともあるため、モバイルバッテリーの備えなど、あわせて準備しておくと安心です。
Q. 安否確認botは、無料プランでも使えますか。
A. 安否確認botはLINE WORKS本体とは別のアプリのため、別途契約が必要です。まずは無料プランの範囲でできる緊急連絡用トークルームや掲示板の活用から始めて、必要に応じて導入を検討するのがおすすめです。
Q. 緊急連絡用のトークルームは、台風のたびに作り直す必要がありますか。
A. 一度作成しておけば、台風・大雪に限らず地震などの災害時にも継続して使えます。メンバーの変更があった際に見直す程度で問題ありません。
Q. 島根・鳥取エリアで災害時の備えについて相談できますか。
A. 島根DX・鳥取DXの支援実績をもとに、山陰エリアの中小企業様へのLINE WORKS活用サポートを行っています。初回のご説明は無料ですので、お気軽にご相談ください。
株式会社必ず楽しいでは、LINE WORKS認定代理店・LINE WORKSアンバサダーとして、島根・鳥取・山陰エリアの中小企業様のDX導入を支援しています。台風・大雪シーズン前の設定確認や、緊急連絡体制の見直しについてもお気軽にご相談ください。
(参考:LINE WORKS公式サイト「大型連休前に!準備しておくと便利な設定&管理者権限の付与・委任」
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