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2026.01.07

災害時に役立つ「安否確認」の使い方【LINE WORKS活用編】

災害時に安否確認として活用できる「既読機能」の使い方と、

混乱を防ぐための社内ルールについてお伝えします。

 

1月6日 島根県東部地震がありました。
大きな被害がなくても、災害が起きた直後は「スタッフは無事だろうか」「出勤できる状況だろうか」と不安になります。
そんな時に役立つのが、LINE WORKSの「既読機能」です。

 

地震や大雨など、突然起こる災害時。
「全員の安否を早く把握したいけれど、返信が多すぎて混乱する」
そんな経験がある企業も少なくありません。

LINE WORKSを利用している企業であれば、既読機能そのものを安否確認に使うという考え方が有効です。

■ 全員参加のトークルームで一斉発信する

災害発生時は、社員全員が参加しているトークルームで、管理者または担当者が安否確認メッセージを一斉送信します。

例:
「地震が発生しました。身の安全を最優先に行動してください。
このメッセージが既読になれば、安否は確認できたものとします。」

LINE WORKSには既読機能は、誰が既読しているか、誰が未読なのかが糸目でわかるため、
既読=メッセージを確認できる状態=安否確認完了
とシンプルに判断できます。

■ 社内ルール①:災害時は「既読のみ」で返信不要

災害直後は、
・通信が不安定
・周囲への配慮が必要
・返信文を考える余裕がない

といった状況が考えられます。

そこで社内ルールとして、

災害時の安否確認は「既読のみでOK」。返信は不要

と明確に決めておくことが重要です。

これにより

  • 不要なメッセージの連投を防げる

  • 管理者側も「未読者」に集中できる

  • 社員が「返さなきゃ」という心理的負担から解放される

というメリットがあります。

■ 社内ルール②:既読にならない場合の判断基準を決めておく

問題になるのは「既読がつかない場合をどう扱うか」です。
ここも事前に時間ルールを決めておくことが、混乱防止につながります。

▷ 妥当な目安時間は「6時間」

多くの企業で現実的なのが、

  • 災害発生から6時間以内に既読がつかない場合

  • 管理者が個別連絡(電話など)を試みる

  • それでも連絡が取れない場合、状況に応じて警察・関係機関へ相談

という段階的な判断です。

6時間が目安とされる理由

  • 避難・移動・通信障害が一旦落ち着く可能性が高い

  • 夜間や勤務時間外でも過度に短すぎない

  • それ以上待つと初動対応が遅れる可能性がある

※地域や社員数、災害規模に応じて
「3時間/6時間/12時間」など調整しても構いません。

■ 社内ルール③:警察への届け出は“会社判断”で行う

「未読=即警察」ではなく、

  1. 既読確認

  2. 個別連絡

  3. 緊急連絡先への連絡

  4. それでも安否不明の場合に、会社として判断

というプロセスを明文化しておくことが重要です。

社員本人や家族が「勝手に判断された」と感じないよう、
就業規則や災害対応マニュアルに明記しておくと安心です。

■ まとめ:既読機能は“簡易安否確認ツール”になる

LINE WORKSの既読機能は、
専用の安否確認システムがなくても使える、実用的な安否確認手段です。

ただし重要なのは「機能」ではなく、

  • 既読=安否確認とする

  • 返信不要ルールを決める

  • 未読時の時間・対応フローを決める

という社内ルールの共有です。

災害時に迷わないために、
ぜひ平常時のうちに一度、社内で確認・シミュレーションしてみてください。

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